ものすごい久しぶりの更新になってしまいましたが、あさイチでABAの特集がされたので書いてみました。
ABAを紹介するという意味では意義がある内容だったとは思いますが、少し気になる点もありました。
まず、番組ではABAを
「行動+褒める=行動が増える」
と定義していましたが、少し単純化し過ぎかなと。おやつとかでご褒美をあげるようなものだと、動物のトレーニングっぽい印象を与えてしまうこともあるので、「褒める」という表現にしたんでしょうが、誤解を与えかねないと思いました。行動が増えるものが好子なので、必ずしも褒める必要は無いんですよね。
あと、新しいことを出来るように促すことも重要ですが、むしろ問題行動を減らすことが親にとっての負担軽減になるという点も大きいので、問題行動を減らすための弱化の話も入れておいて欲しかったなという気はしました。
番組として取り上げるには仕方ないのかも知れませんが、全体的に、「褒めると子供のやる気がでてハッピー」みたいな方向に話を振り過ぎな印象を受けました。
もう一つは、発語が遅いお子さんに対してのステップに少し違和感があったこと。
物の名前とか動作を真似できるとかが最初のステップにあったのですが、あんまり発語に関係無いなと。自分の経験からは、要求言語を最初に教えるのが良い気がしました。
コミュニケーションがとれないことが子供にとっても親にとっても大きなストレスですから、発語が無いレベルでは、なにはともあれマンドを教えるのが基本な気がします。
と、ここまで書いていたら、同じような記事を書いている方が。この方はプロなのでさすがにちゃんとまとまってますね。
細かいことを書きましたが、ABAについてはもう少し普及しても良いんじゃないかなと思います。というか、幼稚園とか学校の先生には必須の知識だといつも思うんですよね、、、上の方のブログのアクセス数は過去最大だそうで、やはりテレビの影響は大きいですね。こういった番組がもう少し増えると良いなと思います。
しばらく更新していませんでしたが、日々思うこともあるので、気が向いたら更新していきたいと思います。
モキチ日記
息子の成長の過程や子育て、自閉症、療育について学んだことを書いてみたいと思います。
2016年6月23日木曜日
2015年7月19日日曜日
「おかあさん、頑張ってきてね、、、」
モキチさんの妹が夜になって熱を出し、白目をむいてピクピクしてたので念のため病院に連れて行くことにしました。
ちょうど寝るタイミングだったモキチさんは、
「おかあさん、はやくベッドにきてー」
「ずるいよー」
とかゴネ始めたのですが、最終的には、
「おかあさん、頑張ってきてね、、、」
と言い残して、母親が家を出る前に寝ましたw
もう限界だったようです。
「手が洗えないぃー」とか「パンの袋を開けるのはお母さん!」、「ヨーグルトを持ってくるのはお父さん!」とか、いろいろ面倒なことは言うのですが、昔に比べたらだいぶ成長したなぁとは感じます。
来週から夏休み。
子供が家にいる時間が長いし、暑いし、親にとっては厳しい季節ですね。
ちょうど寝るタイミングだったモキチさんは、
「おかあさん、はやくベッドにきてー」
「ずるいよー」
とかゴネ始めたのですが、最終的には、
「おかあさん、頑張ってきてね、、、」
と言い残して、母親が家を出る前に寝ましたw
もう限界だったようです。
「手が洗えないぃー」とか「パンの袋を開けるのはお母さん!」、「ヨーグルトを持ってくるのはお父さん!」とか、いろいろ面倒なことは言うのですが、昔に比べたらだいぶ成長したなぁとは感じます。
来週から夏休み。
子供が家にいる時間が長いし、暑いし、親にとっては厳しい季節ですね。
2015年7月16日木曜日
モキチさんのお絵かき力
モキチさん、お絵かきはあんまり好きじゃないみたいです。
普通の子供だったらお絵かきとかをもっとやるんでしょうが、ほとんど絵を描くことがありせん、、、、でした。
ですが、最近絵を描くことに対して、そこまで否定的では無くなってきたようです。
幼稚園や、療育で、絵を描くこともちゃんと出来ていますし、割ときれいな丸を描けるようになってきました。アンパンマンを書いたり、うまく描けなくても、これはふとっちょアンパンマンだとか、適当にタイトルをつけたりして楽しめるようになりました。
何故か、いまだに三角は書けなくて、
「三角は書かないの?」と聞いたら、
「うーん、ちょっとさんかくはむずかしいんだよなぁ」みたいなこと言ってました。
家はでは基本的に絵は描きませんが、そんなモキチさんでも、下の子が絵を描いていたりすると参戦してくることがあります。
そういった機会を逃さずに、できるだけ幅を広げてあげるように心がけたいところです。
普通の子供だったらお絵かきとかをもっとやるんでしょうが、ほとんど絵を描くことがありせん、、、、でした。
ですが、最近絵を描くことに対して、そこまで否定的では無くなってきたようです。
幼稚園や、療育で、絵を描くこともちゃんと出来ていますし、割ときれいな丸を描けるようになってきました。アンパンマンを書いたり、うまく描けなくても、これはふとっちょアンパンマンだとか、適当にタイトルをつけたりして楽しめるようになりました。
何故か、いまだに三角は書けなくて、
「三角は書かないの?」と聞いたら、
「うーん、ちょっとさんかくはむずかしいんだよなぁ」みたいなこと言ってました。
家はでは基本的に絵は描きませんが、そんなモキチさんでも、下の子が絵を描いていたりすると参戦してくることがあります。
そういった機会を逃さずに、できるだけ幅を広げてあげるように心がけたいところです。
2015年7月12日日曜日
「ひとりでできるから」
モキチさん、トイレはほぼ失敗しなくなってきました。寝るときだけオムツをはいていますが、最近は朝になってもほとんどオシッコは出ていません。ウ○チもほぼ大丈夫になりました。終わった後にウ○チを見に来いというのはどうかと思いますがw
先日面白いことがありました。
「ひとりでできるから」とトイレに向かっていったのですが、どうやら漏らしていたらしく、お風呂にパンツを投げ捨てていました。何度もトイレに行けと伝えていたので、失敗したこと自体は良くないことですが、失敗したらいけないんだとちゃんと理解しているのは良いことですね。
トイレトレーニングを始めて1年以上経っていますが、ようやくゴールが見えてきました。
なんだかんだで小学校に行くまでオムツがはずれないということは無さそうで、良かったです。
先日面白いことがありました。
「ひとりでできるから」とトイレに向かっていったのですが、どうやら漏らしていたらしく、お風呂にパンツを投げ捨てていました。何度もトイレに行けと伝えていたので、失敗したこと自体は良くないことですが、失敗したらいけないんだとちゃんと理解しているのは良いことですね。
トイレトレーニングを始めて1年以上経っていますが、ようやくゴールが見えてきました。
なんだかんだで小学校に行くまでオムツがはずれないということは無さそうで、良かったです。
2015年7月10日金曜日
発達外来に行ってきました。
なんか、ものすごく久しぶりの更新になってしまいましたが。先日4ヶ月ぶりの発達外来にいってきたのでメモしておきます。
実は、前回3月の発達外来の状況を書きかけていてそのままアップし損ねたので、メモしておきます。
今回も、先生にビビッているのか超小声で質問に答えていて、田中ビネーで答えられていたような問題にもうまく答えられていなかったりしましたが、割と落ち着いていたかなと思います。今回の大まかなトピックとしては以下の通りです。
●先生にどこまで補助してもらうのが良いか?
モキチさん、先生の指示をちゃんと理解できずに、課題を放置しているケースがあります。最終的には、周りの子が助けてくれたりしているみたいですが、先生が理解していないことを把握して、もう少しアクションをとってくれれば、課題をちゃんとできるんじゃないか?というケースの取り扱いについてです。
お答えとしては、丁寧に指示をすればできるんだろうけど、できないことを理解したり、回りに手伝ってもらって帳尻あわせする力もモキチさんにとっては必要なのでいいんじゃないの?ということでした。先生にお願いするとしても、キッチリやりすぎてしまうと逆効果なのでゆるい感じで伝えた方ががよいとのことでした。まぁ、確かにその通りだなぁと。
●つぶやき戦術について
もうひとつのトピックはつぶやき戦術についてです。モキチさんみたいな子供を相手にしていると、どうしても朝から指示の連続になってしまいますし、これが出来ないなら、それはダメだよとか、それが出来たらあれをあげるよ、といった約束を多用するとこちらがけっこう苦しくなってくるケースがあります。そんな時に、子供とは何も約束をせずに、「あれができたら、これをあげてもいい気がするんだけどなぁ」といったことを、聞こえるように、つぶやくという方法が効果的なケースがあるとのことです。モキチさんみたいな子は、一度言ったことは忘れませんし、まぁ、あいまいにしておくことで裁判で負けないようにするみたいな手法です。
「この子は現金太郎」というようなお言葉をいただきましたが、
全体としてはだいぶ良くなっていると言われたのでとりあえず良かったです。
実は、前回3月の発達外来の状況を書きかけていてそのままアップし損ねたので、メモしておきます。
- 質問には緊張してあまりちゃんと答えられず
- 話題の中心は1番問題。よっぽど優秀じゃない限り1番でいられないことを学ぶから、そのうち直る。
- 同じような性質の子とは距離を置いたほうがよいケースもある。
今回も、先生にビビッているのか超小声で質問に答えていて、田中ビネーで答えられていたような問題にもうまく答えられていなかったりしましたが、割と落ち着いていたかなと思います。今回の大まかなトピックとしては以下の通りです。
●先生にどこまで補助してもらうのが良いか?
モキチさん、先生の指示をちゃんと理解できずに、課題を放置しているケースがあります。最終的には、周りの子が助けてくれたりしているみたいですが、先生が理解していないことを把握して、もう少しアクションをとってくれれば、課題をちゃんとできるんじゃないか?というケースの取り扱いについてです。
お答えとしては、丁寧に指示をすればできるんだろうけど、できないことを理解したり、回りに手伝ってもらって帳尻あわせする力もモキチさんにとっては必要なのでいいんじゃないの?ということでした。先生にお願いするとしても、キッチリやりすぎてしまうと逆効果なのでゆるい感じで伝えた方ががよいとのことでした。まぁ、確かにその通りだなぁと。
●つぶやき戦術について
もうひとつのトピックはつぶやき戦術についてです。モキチさんみたいな子供を相手にしていると、どうしても朝から指示の連続になってしまいますし、これが出来ないなら、それはダメだよとか、それが出来たらあれをあげるよ、といった約束を多用するとこちらがけっこう苦しくなってくるケースがあります。そんな時に、子供とは何も約束をせずに、「あれができたら、これをあげてもいい気がするんだけどなぁ」といったことを、聞こえるように、つぶやくという方法が効果的なケースがあるとのことです。モキチさんみたいな子は、一度言ったことは忘れませんし、まぁ、あいまいにしておくことで裁判で負けないようにするみたいな手法です。
「この子は現金太郎」というようなお言葉をいただきましたが、
全体としてはだいぶ良くなっていると言われたのでとりあえず良かったです。
2015年4月30日木曜日
田中ビネーの結果がでました。
モキチさん、先日田中ビネーを受けてきました。いわゆる知能検査ですね。
なかなか良くできていて、うまく答えられなかった質問は数問でした。
紐通しをやるときに途中までできたのを落としてしまったのすが、パニックを起こすこともなくやり直していたのには成長したなぁと思いました。
終わった後に5歳までの質問をしたとの説明があったので、4歳半のモキチさんとしては、100近くの値が出るかなと予想していたのですが、後日結果を聞きに行くと100ぴったりでした。
前回は80弱だったので、知能指数的にはなかなか良い伸びという点では、少し安心しました。ただ、普段接していて思うのは、知能の問題じゃないんだよなぁということです。まぁ、高いに越したことは無いですが。
人間の社会って、普通にやっていくにはなかなか高度なスキルが必要なのですよね、先は長いです。
なかなか良くできていて、うまく答えられなかった質問は数問でした。
紐通しをやるときに途中までできたのを落としてしまったのすが、パニックを起こすこともなくやり直していたのには成長したなぁと思いました。
終わった後に5歳までの質問をしたとの説明があったので、4歳半のモキチさんとしては、100近くの値が出るかなと予想していたのですが、後日結果を聞きに行くと100ぴったりでした。
前回は80弱だったので、知能指数的にはなかなか良い伸びという点では、少し安心しました。ただ、普段接していて思うのは、知能の問題じゃないんだよなぁということです。まぁ、高いに越したことは無いですが。
人間の社会って、普通にやっていくにはなかなか高度なスキルが必要なのですよね、先は長いです。
2015年3月26日木曜日
「それでどう?」
モキチさん、交渉することを覚えたようです。
タブレットで動画を見たいときに、
「先にお風呂入ってからね」
と言ったら、
「タブレットが1番で、2番がお風呂、それでどう?」
とか言ってきます。
当然、却下ですがw
「ヨーグルト食べてから、食パンにする。それでどう?」
といったシチュエーションでも使われます。これはまぁ、OKでしょう。
こういったパターンの場合は却下されても崩れないことが多いかも知れません。
逆に、勝手にお菓子の袋を開けちゃったり、プリンを小皿に分けちゃったりすると、荒れ狂うケースがあります。
親にとってはどうでも良いことでも本人的にはこだわりがあったりするので、その辺はちゃんと理解してあげたいところですね。
タブレットで動画を見たいときに、
「先にお風呂入ってからね」
と言ったら、
「タブレットが1番で、2番がお風呂、それでどう?」
とか言ってきます。
当然、却下ですがw
「ヨーグルト食べてから、食パンにする。それでどう?」
といったシチュエーションでも使われます。これはまぁ、OKでしょう。
こういったパターンの場合は却下されても崩れないことが多いかも知れません。
逆に、勝手にお菓子の袋を開けちゃったり、プリンを小皿に分けちゃったりすると、荒れ狂うケースがあります。
親にとってはどうでも良いことでも本人的にはこだわりがあったりするので、その辺はちゃんと理解してあげたいところですね。
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